誕生日に起こった不思議な話

今日は私の誕生日と6年目の結婚記念日でした。不思議なことがあったので、まだ記憶が新しいうちに自分へのメモも兼ねてブログを書いてみようと思います。 毎年この日は、アストリアにあるお気に入りのイタリアンレストランにおめかしして家族で出かけます。家族が1人増えて今年は4人でランチ。こんな日だからと奮発してデザートとコーヒーまで頼んで最後に堪能してお腹はパンパン。その後、子供を公園で遊ばせた後の帰り道でことが始まりました。 帰り道歩いていると、なんだかお腹の具合が、、、と大輔さん。食べすぎが祟ったのでしょうか。でもまあ、大丈夫といつもの調子で涼しい顔をしていました。そんな話をしていたら私までなんだかお腹がゴロゴロいってきたような。。。そんな両親の気も知らず、娘は気持ちよさそうにベビーカーでお昼寝。息子は抱っこ紐で抱っこされ気持ちよさそうです。 駅までついて私の方がいち早く「ヤバそう」になってきて、改札に上る階段でトイレに行っておくべきか悩みました。子供を抱えてだと身軽でもないので慎重な決断が必要です。でも我慢してみよう!ううぅ、やっぱり危険だと思い、後戻りして近くにあったファースフード店のトイレへ。 もう鳥肌が時折立つくらい切羽詰まっていたのに、私たちの前にハゲたおじさんがスーッとトイレに入って行ったではありませんか!!ああ、こんな時に!!オー!ノー!!でも幸いトイレが長そうなホームレス風ではなく小ぎれいな感じのおじさんだったので長くはならないだろうと、2人で思っていたので横で並んで待っていました。そうしたらトイレを前に気が抜けたからあ、今度は大輔のお腹の方がピンチになってきた様子。「(この人出たら、)先行っていい?」そんないつもは譲ってくれる人がこんなに切迫詰まっているならと先に行ってもらうことを承諾。 3分経っても出てこない。読みは甘かったか。。。 5分経っても出てこない。おじさん。。。そこに「あなたたちトイレに並んでるの?」とおばあさんが。「はい!!」と力強く答えると、誰か入っているのか?と聞いてきた。なかなか出てこないんです。と愚痴をこぼし途方に暮れていたら、おばあさんがどんな人が入っているのか聞いてきました。おじさんです。と答えると、ああ、ハゲた人?マネージャーよ。と答えました。ああ、マネージャーよ。着替えでもしてるのか?それともトイレでのんきに休憩でもしているのか。 8分経っても出てこない。おじさん!!!いい加減にして!!1分がすんごく長く感じる!!! 10分!!もう我慢の限界!!大輔は子供達を私に託し外に飛び出て行きました。。。かわいそうに。どうか、出ちゃいませんように。。。と祈りつつ、子供がいて身動きができない私はそこで扉が開くのを待つことに。もう何分待ったでしょうか?それを見かねたさっきのおばあさんが、誰かいるか?!と店中に響き渡る大きな声で叫ぶとドンドンとドアを叩き始めた。でも、扉の向こうからは何の返事もない。もうフロントに行ってカギを取ってくる!と最後の手段の無理やりこじ開ける作戦に出たおばあさん。さすがにそれは。。。いくらお腹がピーピーな私でもおじさんが入っているのにドアこじ開けて、もしおじさんのお尻がお店中に(トイレがお客さんの席のすぐ横だったので)見えちゃったらかわいそう、と思っていたら、ガチャ、ガチャとおばあさん。あの開かずの間がついにギーッと空きました。あーあ。。。 すると、おばあさんが、「ほら誰もいない」って。え?扉の向こうは誰もいませんでした。なんて不思議な体験談でした。