Unite

Unite / 作詞・作曲 阿部大輔

おとうさんと
呼ぶ声振り返る
窓の奥を見れば
不安は消えて
笑顔が溢れ
一つになる

おかあさんと
泣き顔抱き寄せる
涙の後の頬
鼻水まみれで
笑いが溢れ
1つの君

おばあちゃんと
手を繋いで歩く
そのふるさとのこみち
私の心も子供に帰る
ひと時の夢

おじいちゃんと
呼ばれる、父親の
横顔見つめれば
そのやさしさが
身にしみて
ただありがとう

時が流れて
愛をつなげて
一つになる

時が流れて
愛をつなげて
一つになる

今回で大輔から無茶振りされ始まったブログシリーズ10日目が最終日となりました。お付き合いありがとうございました。アルバムの最後の曲は『Unite』です。今回は文章の前に動画と歌詞を載せてみました。聴いていただけましたか?歌詞は大輔が初めて書いたものです。最初に完成した歌詞を見せてもらいながら口ずさんでみると、ポロポロと涙が溢れてきました。(生理前だったからかな??)なんだか彼らしい暖かい歌詞ですよね。曲にもとてもあっていてメッセージが伝わってきました。できた当時はまさか大輔まで歌うなんて思ってもいなかったけど、結構いい感じに私たちらしく仕上がったと思います。

ちょっと前までの私はよく格好をつけていました。歌なんて人前で歌えたもんじゃないし、ありえませんでした。格好つけているのがかっこいいと思い込んでいたけど、子供を産んだ時にそれが一緒に自分の外に出て行ってしまったようで、それからは何も飾らなくなってしまいました。子育てに追われて飾っている暇がなくなったというのか。

誰々のようなサウンドを!とか誰々のようにかっこよくとか、あの子は売れてる!自分は早いフレーズが弾けない!とか、なんかそういう意識も出ていってしまったのか、肩の力を抜いて自分らしくいくことが1番なんじゃないかとようやく気付いた今日この頃です。誰のマネをしなくたって、自分が1番かっこいいんじゃないかってやっと思えるようになりました。楽でいいのです。

だから、今までは自分のことばっか考えていたので道で誰かに声をかけられてもツーンとしていました。今はそんな自分がいなくなってしまったので、街でもいろんな人と話します。格好つけていた時よりもより、毎日が楽しくなった気がします。

「時が流れて、 愛をつなげて、 一つになる。」

この歌詞の通り、時が流れたら親、家族、恩師、友人に感謝の気持ちに気づけるようになりました。そして愛をつなげ、世界を一つにできるように頑張ります。

なんて、まじめに今回のシリーズを締めくくってしまいましたが、また定期的に面白いネタを見つけてブログをアップしていくと思うので、お楽しみに!

CDのご購入はこちらのサイトからぜひお願いします。ストアには新たにオリジナル曲の譜面の販売も始めたので見てみてくださいね。ダウンロード配信(ハイレゾも含む)もあります。Apple Music, Spotifyなどのストリーミング配信もしていますのでぜひ聴いてみてください。

Dewa-mata!

Happy Thanksgiving! ということで今日アメリカは感謝祭でした。感謝祭はアメリカでいうお正月のような感じなのかな。家族みんなで集まって七面鳥を食べる日。次の月にはクリスマスでまたアメリカ人の家族は全員集合するんだなって毎年思います。

今日はNY生活14年目にして初めて、あの大きなバルーンが有名なサンクスギビングパレードに行ってきました。映画でも出てきますよね。特に『34丁目の奇跡』という映画が好きなので一度は見に行ってみたいけど、人混みが。。。という感じで毎年断念。寒いし、テレビで見た方がよく見えるし。周りにも行ったことあるニューヨーカーは誰一人いません。たった1人を除いて。

それは大輔くん。

独身時代にルームメイトと見に行っていたという証言が。意外でしょ?

でも今年は頑張りました!57丁目のカーネギーホールの近くから見たのですが、地下鉄を降りてセントラルパークに近づいていくと大きなパワーレンジャーのバルーンが!やっぱり本物は大きいな!でもそんな気持ちも萎えるくらいの人混み。娘は大輔が肩車。私もまんじゅうのように肥えた息子を肩車しようとしたら、彼は抱っこ希望。途中、変なポジションに行ってしまったのか、押し合いへし合い状態。もう帰ろうかと思ったけど、息子が大好きなキャラクターのバルーンを見て「チェイスきた!」と言うと、娘も大好きなキャラクターにだんだんテンションも上がってきたようでした。

無邪気に喜んでいる子供達には敵わなかったので、もう少し大人は我慢。そろそろ30分くらい経過して抱っこしている腕が限界になったけど、そんな時に前にいた人が動き、見やすくなる。そんなのを繰り返し、結局最初のスヌーピー以外多分全部見たと思います。娘はニコニコしながら踊ったりして、周りにいるどの子たちよりも嬉しそうにしてくれていたのが幸いです。でもやはり、バルーン大きいですね。調べてみたら4階建くらいの高さのバルーンも多かったみたいです。風が強くて持っている人たちは大変だっただろうな。セレブ(The ChicagoとかThe Black Eyed Peasなど)も結構いたらしいんだけど、私が肉眼でわかったのはTonight ShowのJimmy FallonとThe Rootsとサンタクロースくらいかな。(って言うか、またThe Rootsに会っちゃいましたね。恐るべし引き寄せ力。)バルーンもフロートも想像以上に早いスピードで駆け抜けていったので、ビックリでした。でも見に行っていい思い出になりました。

歩行者天国になっていたミッドタウン周辺。道がまっすぐなので気持ちがいいですね。

今回の曲紹介は、アルバムの最後から9曲目は『Dewa-mata!』という曲です。

大輔がバークリー時代のリサイタルで最後に演奏していたオリジナル曲です。息のあった夫婦サウンドが楽しめる一曲に仕上がっています。こういうパキッとした曲も楽しいですね。ギターとベースのパートが絡まった面白い曲。大輔にまた第2弾書いてもらおうかな。弾いていても楽しい曲です。

そう、今回頑張ってパレード見に行ったり、思い出作りしたのにも実は理由がありまして、今回のニューアルバムのタイトルと絡めてみました。

私たちNYに『Dewa-mata!』することに決めました。NYでたくさんのことを学んだインプット生活を卒業し、母国を拠点に学んだことを発信していくアウトプット生活にシフトすることになりました。新しいチャレンジにワクワクドキドキです。

みなさんこれからもよろしくお願いします!

Yozakura

ゆるく続いているブログシリーズも後半戦ですね。今日は8曲目の『Yozakura』について書いてみます。

この曲ができたのはさかのぼること10数年。UoUのメンバー全員がまだNYにいた頃ですね。しかも結成前か。マンハッタンのど真ん中のタイムズスクエアのすぐそばの昔からあるアルゴンキンホテルという由緒正しいホテルがあったのですが、そこでメンバーでピアニストの小森陽子ちゃんと2年間、毎週6日デュオで演奏していました。薄暗いホテルにはとっても大きな花瓶があって、いつも新鮮で綺麗な花が活けてありました。ダウンジャケットにお世話になる気候が半年ほど続くNYでは春の訪れの象徴であるお花がとてもありがたく感じます。

そんな春を感じ始めたある日、そのホテルの花瓶にはちょうどかわいい薄ピンクの桜の花が咲いた枝が活けてありました。ホテルはいつも薄暗く、その薄ピンクの桜の花が幻想的に見えました。そこでまだ名無しだったこの曲をこもちゃんと弾いた時に、夜桜にしようって閃いたんです。

まだ話に結びつきがないでしょ?実は 私ヘンで(よく知ってるか。)、音のイメージが色なんです。例えばキーがCメジャーの曲だと、うす〜い青とか。Dメジャーは黄色。Dbも黄色だな。Bbメジャーは赤。とかってなぜかわからないけどそんなイメージが抜けなくて。それが私の中のEbメジャーのイメージカラーは薄ピンク。夜桜(私の曲)はEbメジャー。

ほらね?薄暗い中にある薄ピンク。しかもこもちゃんが弾いてくれるイントロがまさに花びらが一枚一枚散っていくような可憐さがあってこの曲名がピッタリでした。って言うのが、誕生秘話です。

こもちゃんと2人で作った幻のアルバムに入っています。

今回の大輔・久里子のニューアルバムにはこの『Yozakura』の大輔バージョンが入っています。大輔君の心境は彼のブログに書いてありますね。そんなことを思っていたのですね。こっちも読み比べると面白いかも。大輔バージョンも日本の職人技が生かされたカスタムメイドのクラシックギターで和な雰囲気が出ていて繊細でいい感じに仕上げてくれました。気に入っています。これです。

聴いてね!

Go!

新作『Unite』の7曲目はこちら!

大輔のデビュー作『On my way back home』にも収録されている大輔さん作の『Go!』です。私のお気に入りの曲の一つだったので歌っていたら、声とギターでユニゾンしたら面白いかもな、という感じで生まれたこのアレンジ。あのアルバムでは4人で作り上げているサウンドを2人でアコースティックに変身させました。聴きくらべるのも楽しいかも。

Go!って曲名、いいですよね。5拍子だからというのとレッツゴーのゴーでかけているらしいです。そういえば付き合ったばかりの頃は嫌ってくらい変なダジャレ言ってたな。苦笑いしかできなかったけど、このタイトルのおかげで囲碁協会からギグのオファーもあったとか。ゴーゴーカレーのNY店でもカレーの早食いコンテストで『Go!』弾いたこともあったな。(我ながらベストな選曲!)懐かしい思い出です。

思い返すと本当にいろんなところで演奏してきたなと思います。地下のジャズクラブからセントラルパークが見下ろせるペントハウス、人の家から公園、レストラン、お寺や教会、お客さん10人入ればキツキツなちっちゃなお店から何千人か集まる野外のジャズフェス、徒歩で5分の会場から飛行機で13時間に会場。数えたらきりがないです。

NYのキャバレーシーンにも潜入しました。キャバレーといっても日本のキャバレーのイメージではなくて、
ブロードウェイとトークショーが合わさった感じのショー。
これは道の真ん中にある三叉路を公園にしたところにて。ミュージックスクールでのイベントでした。初日は大雨に風にでビショビショになり、感電しないかビクビクしながらのライブでした。

日々インパクトの強いことが起こるので私の頭はほぼ上書き保存なのですが、自分用のメモとしてここ最近の出来事を写真載せまくってみました。実はNY生活もあと少し。New Journey (新しい旅)にワクワクするけど、残った貴重な毎日を思いっきり楽しんでいこうと思います。

さてここで久々の大輔・久里子の記念すべき1作目からNew Journey です。

こっちも聴いてね。

Let’s “go!”

Cascade

わたし、エレベも弾くんです。こんなんだけど。アコベを弾くイメージが強すぎてか、あまりこういう姿を知られていません。エレキベースはこれでしか出せない音があるので大好きです。もともと高校の時はこれに憧れてジャズの道に進んだと言っても過言ではありません。マーカス・ミラーが私のヒーローでフュージョン、スラップ奏法でバチバチ弾いてそれに高校時代は夢中だったんですよ。

ここ5年くらいエレキベースを高校生に教えているのですが、その生徒が初心者でドレミも知らなかったのに、あっという間に上達してもはやテクニックでは完全に私を超えました。彼はベースでコードを押さえるのが得意でとても面白いことを弾いてくれます。私もレッスンの時にいろいろ教えてもらうこともあり、レッスン料を払い戻さないといけないかな?なんて思う時もあります。そんな彼に即興演奏のレッスンのをしていたのですが、その時にコードを押さえてマービン・ゲイの『What’s going on』を弾いていました。そこでピン!と閃いたのがこの曲。アルバム6曲目に収録されている『Cascade』です。

右手でアルペジオを弾いているのですが、その音色が湧き出る水のようでメロディを弾いてくれる大輔の音も透き通っていたのでヒントはあったのですが、いまいち題名がピンときませんでした。なんかいいタイトルないかな、と思って窓の外を見たらブーンと配管工というのか水道屋さんのバンが通り過ぎました。そのバンには大きく『Cascade』と書いてあったので、早速その意味を調べてみたら階段状の小さな滝と出ているではありませんか。これも何かのお告げかと思い(笑)この曲が命名されました。

この曲はまだビデオシリーズで公開していないのですが、近いうちに私がエレベを弾いやバージョンでもアップしてみようと思います。お楽しみに。

Papa Frums

今日でこのシリーズのブログは半分の5回目になりました。

ご愛読ありがとうございます!後半戦も楽しいネタを日々探しているので乞うご期待!

この9月からBrooklynにあるBrooklyn Music Schoolという音楽学校で講師をしているのですが、先週末に1人のベースの生徒に「How was your day?(今日一日どんな感じだった?)」と挨拶がてら聞いてみると、複雑な表情で「考え深い1日だったよ。」と返事をされました。そんなことを言われては「どうしたの?」ってなりますよね。話を聞いてみると、イスラエル出身の彼はその日が軍隊に入隊した記念日だったとのこと。バークリー時代にイスラエル出身の友達に徴兵制の話を聞いていたのでそうなのか、と話を聞いていました。


イスラエルは18歳になると徴兵制が義務付けされていて3年間兵役に服さないといけないようです。しかも女性も2年間。18歳から21歳なんて楽しい時なのに。。。私はてっきり訓練を受けるだけだと思っていたのですが、いつでも戦争をしているイスラエルでは訓練を終えたらすぐに戦場へ行かされるらしいです。それでも彼に「あなたは音楽やるから軍隊のマーチングバンドかなんかにいて戦場にはいかなくて済んだんじゃないの?」って聞いてみたところ、自分はそこまで音楽で認められなかったから、戦場で戦っていたと。8年が経った今でも毎日のように悪夢を見るのだとか。同じ場所に立っている2人なのに国が違うだけでこんなにバックグラウンドがちがうなんて。。。ショックでした。

そして偶然にも今週一緒にいくつか一緒に仕事をするシンガーソングライターもレバノン出身。先週末にレバノンからNYにツアーのために来たようです。私たちがNYへひょっと来るのとは全然違うんだろうな。彼の歌声にそんなエネルギーを感じました。

リハ、ビデオ/レコーディングを終え、明日と土曜日にライブです。

バンドはリーダーのレバノン人、アメリカ人、日本人にエジプトとスイスジャーマンのハーフの子、トルコとドイツのハーフの人とのかなり国際的なバンドです。そんなみんなが一つになって音楽を作り、観客に感動を与える。音楽だけやっていると戦争なんかなくなるようにも思ってしまいます。とりあえず今週はこのバンドで頑張ります!

話は本筋へ。このシリーズはニューアルバムの曲紹介でしたね。

新作『ユナイト』に5曲目に収録されている曲はわたしが書いたパパ・フルムスです。なんだ、それって?確かにね。FRUMSを逆から読むと、あの青いキャラクター、そうあの、チックコリアの『フレンズ』のカバーを飾ったあの子たちです。その昔、B.C.(ビフォーチャイルドの略)に携帯のシュミレーションゲームにハマったことがあってそれに出てきたのが、青いかわいい小人たちでした。一生懸命畑を耕して果物や野菜を収穫してキノコの家に住んで、、、健気な様子にその曲がピッタリでその名前をつけました。今ではめっきりゲームなんてやっている暇がないですが、そのかわりに私と大輔に似た顔をする小人が毎日私の人生を楽しくしてくれています。(なんかゲームから曲名を決めただなんて、恥ずかしい、、、なんてたまにはこういうのもありでしょ?笑)

おぼろ月夜

今日はアルバムに入っている4曲目の解説です。

童謡の「おぼろ月夜」みなさん聞いたことはありますか?わたしは子供の頃に歌った記憶があったのですが、完璧には覚えていませんでした。子供の童謡集に載っていたのを見て思い出し、なんかメロディがとてもきれいだったような、、子供に歌ってくれとせがまれてもその本には詩と絵しか書いていなかったので歌えませんでした。なんか悔しいというか気持ち悪い。本を読んであげている母からミュージシャン魂がムズムズと湧き上がり、リサーチ開始。やはり、ここのフレーズが違ったか、、、。なんてやっているうちにこの曲の魅力に気づきました。原曲はキーがCメジャーなので明るい感じなのですが、私の中の月のイメージは幻想的な感じ。自分がやるんだったらCメジャーだとちょっと明るすぎて直接的な感じがしました。思い切って正反対のAマイナーから始めてみたら「お、」ってなり、普段よく編曲なんてする方ではないのですが、ドンドンイメージがわいてきて完成に至りました。これです。

大輔とのアコースティックサウンドが心地良いいい感じに仕上がって気に入っています。みなさんどうですか?

検索してたらなんとあの歌姫、マライヤ・キャリーもこの曲歌っているんですね。英語の歌詞になっていますが、やはり日本語の柔らかくて少ない言葉で上手く情景を想像させるニュアンスはなかなか英語には出せませんね。日本語って美しいです。英語の直球な感じも好きですけどね。

歌っていいですよね。まだまだ修行が足りませんが、日々ベース弾いて歌ってアドレナリンが分泌されて最近毎日楽しいです。

そういえば先日、飛行機の中で偶然知り合ってママ友になった友達のお家に遊びに行ってきました。お互い子連れだと13時間周りのお客さんに気を使ったり、子供がぐずったりで大変なので同じ境遇のママに会うと妙に親近感が湧いて話しかけたことがきっかけで友達になりました。

前日に「ニューヨークでまだ誰もやってないことに挑戦したいから一緒にやりませんか?」とメールがありました。その内容はなんと、マンハッタンのど真ん中の42丁目ポートオーソリティターミナルに置いてあるピアノのところで「君をのせて」を何人かのママと歌うことでした。彼女の中でずっとあたためていた夢のひとつ。そんなおもしろいお誘いは生まれて初めてだったかも。

他のママ友に声をかけてくれたものの、さすがに公共の場でしかもマンハッタンのど真ん中で歌える人はどのくらいいるか。さすがに駐在の奥様たちは恥ずかしいですよね。私はみなさんもご存知、ミュージシャンでいろんな舞台に立って人前に出ることに慣れているので了解しました。やっぱり少しは誰か知り合いに見られたら恥ずかしいな、なんて思ったけど、彼女の情熱にその想いは一瞬にしてかき消されました。しかもプロなのでちゃんと練習までしていきましたよ。やる気満々。

証拠写真。準備中。本当にやったでしょ?

飛行機の中で出会ったこのクリエイティブなママは元ファーストクラスの客室乗務員さん。今は引退されて、NYを拠点にテーブルコーディネーターとしてステキなおもてなし術を伝授している友達です。彼女のウェブサイトチェックしてみてね。

彼女の夢は2つあって、一つはタイムズスクエアの真ん中にあるテーブルを使い、テーブルコーディネートをして道行く人をおもてなしすること。そしてもう一つが今回の歌と言っていました。その一つが久里子さんのおかげで叶った!なんて喜んでもらっちゃって。なんかこっちまで嬉しくなってしまいました。彼女のようにビジネスや利益など全く関係ない、ただ自分がやってみたいワクワクすることを実現させていくというのはとても素晴らしいな、って感動しました。

今回は急に決行したからママが3人しか集まらなかったのですが、次回はもっとたくさんのママが集まるといいな。なんて思っています。NY在住のみなさん、もしよかったら参加しませんか?楽しいですよー。

人生は一度きり。思いついたドキドキワクワクすることを実行しないと人生もったいない。みんな同じだけしか時間ないもんね、なんて話していた昼下がりでした。

Once upon a time

むかし、むかし。なんかこんな感じがしませんか?この曲。セクションに分かれていてドラマチックなところが物語みたいだなって思います。

この曲は1番テクニック的にいろいろ織り混ざった曲でした。ビデオで観たらわかりやすいかもですが、最初は真ん中のポジションからハイポジションでアルコ(弓)でメロディをリードし、2回目は引き続きアルコでスピッカートと呼ばれる弓を少し浮かせてバウンスさせながら弾く奏法をしつつ、メロディを歌い、Bセクションではピッチカートに切り替え、メロディをユニゾン、その後ベースラインを弾きながらレンジの幅の広いメロディを歌う。ふう。書いているだけで忙しい。とりあえず私のできる芸を1コーラスに詰め込んだアレンジです。ベーシストは真似してみてね!いい練習になるよ。

また、ビデオだと編集ができないのでいいも悪いも、生々しいですね。大輔のギターの音色と私のお気に入りのKolsteinのベースのアルコの音がいい感じにブレンドしていて好きなトラックです。曲も大輔お得意の悩ましい感じがいいですよね。

なんて今回のシリーズではミュージシャンらしいこともちょいちょい書いてみてもいます。(気づいたかな?)

そういえば、この夏に帰国していた時に大輔が買ってきたのですが、こんな本知っていますか?

まーたこんな本買ってきて!なんて最初は馬鹿にしてたけど結構やばい本です。願い事が叶っちゃう。今まで、こう言う職業柄、人生で大変なことがあっても大丈夫だよ、的な願いは叶うみたいな本はいろいろ読んできたのですが、いつも大丈夫なのはわかるけどどうしたらいいのかがわからなかったのです。この本は毎項目ごとに実験して思考を現実にする面白い本で実際に体験しました。最近この本を読んでから面白い物語が増えたので1つシェアしちゃいますね。

アメリカにいるんだったら、一度はハリウッドスターがゲスト出演しているSaturday Night LiveやTonight Showみたいなアメリカの「笑っていいとも」みたいなショーに出てみたいって密かに思っていたんです。そしたらある日突然、教えている音楽学校の上司が「ギグやらない?Saturday Night LiveとかJimmy FallonのTonight Showみたいなショーなんだけど。」って!!

本当に。キタ!

本の言う通り、思考が現実になった!と思って、でも「みたいな」って?よく聞いてみたらなんと私が思っていたのではなく、中東「イラン」のトークショー。

何でイラン?!

まあ、いいやと思ってありがたく引き受けました。イランのトークショーでもちゃんとアメリカのショーのようにテーマ曲があって、CM入ります!とか5秒前!とかなるから本物だ!と結果オーライで喜んでいました。曲もアラビックでとっても新鮮。ジョークも全てアラビックで私は1人でかなりアウェイな感じ。でも1日目のリハを終え、2日目のドレスリハーサル(最終リハ)に早めに到着すると、なんだか緊迫した様子が。

よく見ると、プロデューサーが目隠しをされてロープで腕を縛られているではありませんか!本当ですよ!ブログ盛り上げるために話しを盛っていませんよ!番組のホストが「ここにいるみんなが人質だー!!」とか叫んで暴走している様子だし。やばいところに出くわしたと思ったら、ヒソヒソと前にいたバンドのリーダーが私に気づき、「今は56ページのここのところ」と教えてくれるではありませんか。譜面台に置かれた台本を見て初めてそれ全てがコメディショーであることに気づきました!!ちーん。

私の思考「アメリカのトークショーに出演」が曲がりくねって、さらに曲がり「イランのトークショーに出ているホストが暴走していくコメディショーに出演」に実現しました。まだまだ修行が足りませんね。。。おほほ。

キャスト全員集合。楽しい公演でした。

でもここでもうひとつ、その2日後に音楽学校のファンドレーザー(寄付金を募る大きなパーティ)で演奏したのですが、そこでなんとTonight Showの超カッコイイバンド、The Rootsのギタリスト、Kirk Douglasと共演しちゃったもんね。しかも超至近距離で。「俺、ジャズやらないんだけど大丈夫かな。」なんて言っていました。弾いてみたらめちゃくちゃかっこよかったです。

すごくニアミスな感じですが、ネタとしては最高ですよね。もっと明確にイメージできるように訓練していったらいけそうです!

なんて皆さんも試してみてください。面白いですよ。

そんなこんなで私のドラマチックな物語でしたー。(無理やり!)

できた!

アルバムの2曲目は大輔作の『できた!』です。かわいい名前でしょ?この曲は去年まだ4歳だった娘が初めて補助輪なしの自転車に乗れた記念できた曲です。みんな乗り越えて行くことの一つなんだけど、なんか感動的ですよね。何かをやり遂げるっていうのは。

怖がりの私とは正反対で勇敢な娘。けっこう根性もあり、同じ歳の従兄弟に触発され、何度転んでも諦めずに練習していました。時には気温が零下でも練習するから付き合ってくれと駆り出され、寒すぎてそのあと風邪をひいたこともありました。準備ができたら手はなすから言ってね、と伝えたらペダルを漕いだ直後に「できた!」ってあの子、言うんです。内心「えええ〜?普通、手話しちゃダメだよ〜!やだやだー!っていうのが一般的じゃない?」と思いつつ、そう彼女が言うんだったらと思い手を離しました。すると、スイスイ1人で漕いでいくではありませんか!あの子のあの「できた!」には驚かされました。大輔さんのブログにその瞬間の映像が貼ってあります。見てみてね。


この曲のこのテイクが録れた時もよし!できた!ってなったのでこの題名に落ち着きました。ハイポジションでメロディをユニゾンしてからローポジションに戻りベースを弾くのは結構大変。大輔のいつもの「ねー、クリピー。ここ、1オクターブ高くユニゾンできる?」って言う無茶振りに応えていくうちにできることも増えてきたかも。

そういえば、あれからわたしも「できた!」んです!運転免許証ゲット!!

どの車に乗ろうかしら?NASCAR Hall of Fameにて車を選別中(なんて)

諸事情で免許習得を急いでいた私。1発で試験に合格しないと!と自分でプレッシャーをかけていました。前々回のブログに書いていましたロシア系のドライビングスクールでの話。筆記に合格、実技のレッスン、5時間講習という講習を受けてから晴れてロードテスト(本試験)をスケジュールできるという流れ。

鉛筆とノートを持って「行ってきます!遅くなるから夕飯の準備よろしくね!」と大輔に伝えて出かけました。

ドライビングスクールに着くと、私ともう1人の黒人のお兄さんのみ。小さな事務所でDVD鑑賞から始まりました。するとロシア人のおじさん(先生ね)、

「Driving can be very dangerous…ひひひ。」と呟いて再生ボタンを押しました。

DVDは薄暗い道を走っているシーンから始まり、ナレーターが

ーこの日はちょうどクリスマスイブでした。ドライバーはガールフレンドと一緒に実家へ戻る途中でした。2人はお酒を飲んでいて、シートベルトを締めていませんでしたー

ばーーーーん!!

と無残な鉄の塊となった車から引きずり出される血だらけの死体!!無造作に地面に引きずられ最後は死体を袋の中に入れ、ジリジリとジッパーを閉める。。。

ー次のドライバは。。。ー

というように何個も同じようなものを見せられ、しかもありがたいことに全編モザイクされているのは被害者の目元のみ。内臓が飛び出していたり、手が取れてたり。隣のガタイの良い黒人のにいちゃんも「Oh, Sh*t!!」言っていましたよ。その後もう一本のリモコンを使うクイズ形式のDVDを観るも、DVDの調子が悪くて結局おしまい。

何やら紙にサインをして「グッドラック!」って言っているからなんのことかと思ったらなんと5時間の講習が45分で終了〜。

早く終わりすぎて夕方には帰れるじゃん!って結局あのありえないくらい凄いものを見た後に夕食の準備をしました。気持ち悪かった。。。特に鶏肉切っている時。。。

受付の人に試験のアポイントメントを取ってもらうようにお願いしたら、まだ3回しか車に乗っていない怯え切った私に、明日はどう?なんて言われてあんなものを見せられた怖がりの私に無理に決まってる!って話したら、

「ドント・ウオーリ〜」って。ツッコミどころ満載の5時間講習でした。

でもそこからの巻き返しがすごかった。さすがはロシア人のおじさん。

あのドッシリとした貫禄で的確な指示をしてくれたおかげで最短で免許獲得できました。

こっちの実技のテスト、意外と厳しいらしく、何回か落ちたなんて話はよく聞いていました。テストドキドキしたけど、職業柄、何度も舞台上がっているのでそれほど緊張せずにすみました。こんなところで役に立つとは。

いつもニコリともせずに、ボソボソと指示をくれ、時には厳しく怒ってくれたロシア人の先生。テストを終えて、車を降り、先生に「受かったよ!」って伝えると、「知ってるよ。」とニコリとしてくれました。仕事とは言えど、私1人のためにまだ暗い早朝に1時間かけて試験の現場まで連れて行ってくれて、本番ギリギリまでレッスンしてくれて怖かっただろうに、私の運転に付き合ってくれた先生。なんだか最後はほっこりエンディングでした。ありがたいですね。

ということで、長くなりましたが、

これがわたしの最近の「できた!」ストーリーでした。

では、また次回!

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ふるさと

大輔さんより無茶振りをされ、私もブログを10回書いてみようと思います。なぜ10回かって?それはニューアルバムが10曲入りだからです。曲の解説を私目線でしつつ、日々起こっている面白いことを紹介できたらいいなと思っています。

一曲目は皆さんご存知かと思います、『ふるさと』です。

ベース一筋で20年。カラオケだって恥ずかしくって苦手だった私が歌いました!

親戚に頂いた童謡の絵本に載っていた淡い感じの絵に歌詞が載っているシンプルな絵本。うちの子供たちはその本が大好きで、寝る前にその絵本を開き、よく歌ってあげていました。NY生まれの子供たち。海外に住んでいると、親の私たちが頑張らないと日本の文化を日常に感じさせてあげられないので意識してそんな時間を大切にしています。

下の子を妊娠中、ベッドの中で上の娘にその本を読んで(歌って)いるときに破水して慌てて病院に行ったっけ。いい思い出です。

2年前のお腹が大きかったときの証拠写真。意外とみんなに見せてなかったかも。お腹重たかったな。

そんなこんなで私たちのアルバムに童謡が入っているのはこういうわけだったんです。しかもその本に載っている曲たち。歌も歌いたくなっちゃったので歌いました。初めて自分が歌っている動画を公開したときは『公開』ボタンを押す時にキャーキャー大騒ぎでしたが、やっちゃえ〜!人生一度きりだしって感じでデビューを飾りました(笑)

ベース弾きながら歌うっていうのがまた、慣れるまでは脳の使わなかった部分を酷使しているかのような不思議な感じでした。野菜切りながら、何かを煮詰め、お風呂も沸かす。そして子供が部屋をちゃんと片付けているかチェックするなんてマルチタスクは日々やっている方なのですが、音楽のマルチタスクとは別物ですね。面白いです。まるで脳トレ。

今回一曲目はに入っている『ふるさと』は数年前に佐賀でコンサートをしたときに大輔がアレンジをしたものです。原曲を生かしつつ、大輔スパイスの効いたやさしいアレンジになっていると思います。NY在住17年、千葉県の田舎出身のわたしにはこの曲が心に響きます。大好きな曲の一つです。ぜひ聴いてください。

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