空き巣

先週の金曜の夜は大輔と一緒の仕事でした。久しぶりだったので嬉しくてワクワクして出掛けました。ギグはブルックリンだったので地下鉄で1時間くらい。パーティの仕事だったのでずいぶん伸びてしまって4時半に家を出て帰ってきたのが夜中の1時過ぎ。今日はたくさん弾いて疲れたね、なんて帰ってきてドアを開けました。「あれ?なんでキッチンの電気付けっ放しなんだ?」って目を部屋の中にやった瞬間、ぞっとしました。部屋の中はめちゃくちゃに荒らされていました。引き出しからありとあらゆるものが引っ張り出されててベランダの窓が数センチ空いていました。アメリカに来てから12年。外ではどこに行く時もどんな時でもバッグはひったくられないように両手で持って、一人で歩く時もすごく気をつけていました。もちろん家の戸締まりも万全。でもまさか!の出来事でした。家って私にとって唯一気が抜ける場所だったのに、やられたと思うと何を取られたというより精神的にショックでした。大輔に911に電話をしてもらい、私は下に住んでいる大家さんを起こしに行きました。15分後に警察官が2人来てくれました。今までで口も聞いたことがなかった威圧感のあるアメリカの警察官。まさかうちに上がってもらうことになるなんて思ってもいませんでした。 何も触るな。と注意され、事情聴取。その時はなんだかよくわかってなかったからずっと立ちっぱなしの警察官に椅子を用意しようとしたり、お茶まで勧めていました。何が盗まれたかこの紙に書いてくれとのことで、見て回ると2人のパスポートがその辺に散らばっているのを発見。ホッとしました。でもなくなったものは、ラップトップ2台大輔の一眼レフ➕レンズ日本円6万実印お義母さんから頂いたパールのネックネス父母から誕生日にもらったピアスたち大輔にもらったピアス自分、母が作ったアクセサリー大輔のエフェクターなどなど幸い借りていたベースは無事でエレベやギター、アンプ類、音楽関係のものは無事でした。しかも最近は経済的にも厳しかったところだったので使わなくなってお金になりそうなものは売っちゃったし、置いておいた現金も銀行に移しといたし、1ドルも現金が自宅には置いてありませんでした。日本円6万はかなりの痛手でしたが、本当によかった。何より命が無事でよかった。先週だったら私が仕事で大輔が風邪で寝ていたのでその時に入られていたらと思うと恐ろしくなりました。何よりショックですが、一番大切なものはお金では買えないものなんだと痛感しました。それは大変な時ににドシンとしてくれる夫だったり、優しい声をかけてくれる家族であったり、友人であったり。楽器だって最悪盗まれちゃってても、元気だったらどんな楽器だって弾いてまた音楽を奏でることができますよね。友人の家に貼ってあった格言を思い出しました。「本当に大切なものは全てただ」(たしかこんな感じ)お金では手に入らないもの。それを大切にしていきたいと思います。ものに溢れている今の時代だからこそ忘れがちなことなのかもしれません。翌日とその翌々日は家で一人だったので怖くてずっと窓辺で外を睨みつけていましたが、ハッとこれではいけないと音楽を聴き始めました。心にしみますね。救われました。音楽の素晴らしさにあらためて感動しました。わたしもそんな音楽が作りたい!私たちの家に侵入して金目のものを手に入れられた人たちよりも絶対に私たちの方が幸せな自信があります!!防犯カメラに映った奴らの影を見てしまったので悔しくてたまりません。人の心をこんな気持ちにしてしまう犯罪は許されません!早く警察に捕まりますように。これでまた私たち強い人間にさせてもらいました。またがんばろっと!iPhone でのブログの更新は大変面倒くさーいT_T