息抜きに動物園

今回は息抜きに音楽とは関係ないブログですが。この前の月曜の休みを使って息抜きにブロンクスにあるブロンクス動物園に行ってきました。NYに住んで何年にもなるのに今回が初めてのブロンクス動物園。結構大きいところだと聞いてわくわくしながら電車に乗って1時間。冬だから動物たちは元気ないかなと心配しつつ、子供の頃動物おたくだった私(特にネコ科好き)は動物園に入った瞬間の獣の気配にテンションが上がってしまいました。では、バーチャルブロンクスズーツアーでもしましょうか。

まず始めにアフリカセクション。私の大好きなセクションです。NYの冬はすごく寒いからアフリカの動物たちも大変だろうなと思います。まずはキリン。寒いから室内にいました。やっぱり大きい。後ろむいて足バッテンにしていてなにしてるんだろうってずっと見ていたけど、ピクリとも動きませんでした。おしりのたるみ具合がすごい。

次はゴリラ。このゴリラも室内にいました。このゴリラはじっとすごい顔して妻らしきメスのゴリラが見つめる中、何をするのかと思ったら。鼻くそをほじって食べていました。あのメスゴリラの冷めきったまなざしが人間のようでリアルでした。続いてブロンクスの3猿。置物みたいですが、本物です。名前はなんて言ったかなあ。

シロサイ。テレビではよく見ているサイだけど実際見ると本当に大きいですね。あんなに体が大きいのにあんなにつぶらな目をしていてかわいい。なんだか恐竜みたい。

この子は寒くても外で元気に泳いでいました。お昼ご飯に待ちくたびれてぐったり。

楽しみにしていたトラ。並ぶとこんなに大きいみたいです。これは遭遇したらアウトですね。平日のオフシーズンに来たから人気のトラも貸し切りで見られました。

トラも寒いところに住んでいる動物だからNYの冬でも元気いっぱい3匹で大はしゃぎしていました。

調子に乗ってこんなに近づいている大輔。

3匹の中のからまれキャラのトラが襲われる瞬間。彼らは遊んでいるようでもこっちからみたらすごい迫力でびっくりしました。トラは密猟で今でも数が減少していてかわいそうです。最後は雪ヒョウ。気付いたらもう閉館の時間でこの子もケージへ帰りたそうにしていましたが、すぐ近くに来てくれました。私たち好かれているのかな?なんて話していたら目の前でおしっこ。ありがとう。といった感じで今週の休日もおしまい。動物たちにたくさんの元気をもらいました。今度はまたあたたかくなったら会いに行くからね。話は変わってUoUのブログができました!メンバー皆でNYから東京から福岡から盛り上げていきますので応援よろしくお願いします。ではまた次回。

体作りと最新動画

 実はここのところ1か月ほど右の肘の具合があんまり良くなくって、先日ちょこっと病院に行ってみました。別に対したことはないのですが、これが悪化するといけないので念のため。思い返してみれば1ヶ月前は不注意でいろんなところに体をぶつけてしまったことが数回続いて気付いたらあざが何個かあった時がありました。そのうちのひとつが確か右の肘だったんだと思います。その時は気にもしていなかったのですが、ドライヤーで髪の毛を乾かしているときに変な痛みを感じていました。そのまま放っておいていつものように数時間の練習→ギグ→(深夜のセッションホスト)という毎日を送っていたら肘の調子がおかしくなって、それを知らぬ間にかばうように楽器を弾いていて腕全体が朝から晩までずっとだるくて時には痛むようになってしまったというわけです。ベーシストは腱鞘炎になる人が多いみたいですが、みんなほとんどが指板を押さえる方の左腕を痛めるみたいですが、わたしは右手の弦を弾く方の右腕。先生はやはり、関節に炎症が起きていてまわりの筋肉に疲労がたまっているというようなことをいっていました。しばらく弾くなといいたいところですが、やむおえないとのこと。それに先生は、津川さんがあの楽器を弾くには十分な筋肉がありません。筋トレして下さい。練習が終わった後はきちんと冷やして本番前までに常温に戻して。。。腕の筋肉だけではなく、もっと体の内側の筋肉も使って。なんて教えてもらいました。なんだかアスリートみたい!!確かに、太るのはイヤだから気まぐれで筋トレすることはあっても忙しい時は筋トレすると夜のギグまで腕がもたないからしていませんでした。ベースを弾き始めてから15年(かな?)初めて気付かされた楽器をひくための体作り。最近は弾きたいことに体がついてきていなくて無理をしていたのでしょう。100%の筋肉を演奏に100%使うのではなく、筋肉を120%に増やして演奏に100%使うようにめざせ筋肉20%増!!最新映像です。先週の日曜日のクレオでのライブです。阿部大輔の「Last Call」です。ドラムはアンソニー・リー。この時も腕痛かったんだけど頑張って弾いています。みてね。

先週のセッションとギグ

先週はドラムの高橋信之介さんからのお誘いでサックスのルー・タバキンさんのお宅で熱いトリオセッションをしてきました。タバキンさんは秋吉敏子さんの旦那さんで秋吉さんのバンドや自己のバンドで日本にもよくツアーに行っているようなのでご存知の方も多いと思います。 タバキンさんとセッションするのは1年ぶり。70歳のおじいさんなのにすごいんです。タバキンさんのお宅についてちょこっと世間話をして、ではそろそろ。。。という感じで地下のスタジオに3人で降りていきます。地下だからくらいのに電気をカチッと消してカチッと小さなJAZZっぽいネオンサインのランプをつけ、真っ昼間を夜の街に演出してチューニングがてらブォーっと一吹き。その勢いでバラバラ吹き始めて曲が始まるわけです。どの曲もなんの曲が始まるのか説明がないままスタートするからわくわくドキドキです。知らない曲でも始まってしまったら後戻りは出来ません。まさに昔ながらのセッションという感じなのでしょうか。いろいろな場所のセッションのホストの仕事をして4年以上鍛えられているのでスタンダードは結構知っている方ですが、ピアノもギターもいないサックストリオなのでうろ覚えの曲もタバキンさんを聞いて探ったり。タバキンさんの音はすごくパワフルで味がありいつも圧倒されてしまいます。演奏後に昔レイブラウンとのギグでこんなことがあったとか、いろいろおもしろいJazzの昔ばなしも聞かせてくれる素敵な方です。信之介さんも迫力がありながら繊細でさすが先輩といった感じですごかったです。チャレンジングでとってもためになった木曜の午後でした。では、ここからは日曜日のブランチギグでのお話です。写真をたくさんとってもらったのですてきな写真付きで。その日のリーダーはドラムの我らがブランドン・サンダース(自称スイングマシーン)。自称しスイングマシーンというだけあって彼のスインググルーヴはヘビーでやばい!不器用だけどスイングのグルーヴにかけてはNYでもこんなにヘビーに大きくスイングできる人はなかなか珍しいと言ってもいいくらいのドラマーです。ブランドンとの出会いは私がまだ10代でショートヘアでバークリーの練習室をうろうろしていたときでした。当時はお互いを知っていたくらいであんまり接点がなかったのですが、NYに引っ越してきてからハーレムのお店で再会しました。再会してから毎週のように一緒に演奏するようになって今ではブランドンはわたしの大切なベストフレンドの一人です。わたしにあのゆったりとした大きな感じのグルーヴ、スイングを教えてくれたのはブランドンだといってもいいくらいです。こちらは我らがアンソニー・ウォンジー。知っている方も多いと思いますが、すばらしいピアニストです。私がまだボストンにいた頃、ルームメイトのピアノの片倉マユちゃんにこの人すごくいいんだよって教えてもらって以来ハマってしまいずっと彼のCDを聞いていました。クリスチャン・マクブライドとカール・アレンとのトリオアルバムはソロが歌えるくらい聞き込んでいて、こんな人がNYにいるんだーって憧れていたのを覚えています。そんなウォンジーとはブランドンに紹介されて出会いました。それからはありがたいことによく一緒に演奏するようになりました。あの頃の自分が知ったらビックリ仰天なことでした。彼のバンドでボルティモアに行ったり、Dizzy’sやSmalls等でも演奏し、いつもわたしにいろんなことを教えてくれる素晴らしいピアニストです。この写真からもわかるようにお茶目で休憩時間には恋愛話しをしたり結構かわいい一面もあるウォンジーです。この3人で演奏してかれこれ2、3年。私こんな顔して弾いていますが、幸せ一杯でした。このままずっと一緒に演奏していたいって思っていました。わたしの大好きなバンドの一つです。今回は日曜のお昼のサンサンと太陽が輝くコロンバスサークルのお店。窓から見る景色はこんな感じ。セントラルパークウエストとブロードウェイがぱーっと見渡せてきれいでした。この写真は変な顔してるけど楽しさが伝わるかなって思って。なにを話してたんだろ?こんな感じの一週間でした。毎日たくさんの素晴らしいミュージシャンと一緒に演奏できて幸せです。 

子供ミュージシャン

 先日の朝は久々にJazz Standardの”Jazz for Kids”という小学生にジャズの楽しさを教えるイベントで弾いてきました。普段夜の仕事ばかりなので朝から楽器を持って歩いているととても清々しいです。到着すると、お店のまわりには数台のスクールバス。子供たちはわたしたちよりも早く到着していたようでお店が開くまで外で並んで待っていました。見慣れない大きなベースをみてみんなは一斉に、「Woooooow!!」お店のドアが開くまでの数分間子供たちは好奇心旺盛でもうすでに質問の嵐。お店が開いて早速ケースから楽器を出してみると、、、また一斉に、「Woooooow!!」楽器を出しただけでこんなに大勢の人に「Woooooow!!」なんて言われてしかも弾いてもいないのに、小学生にすっかりのせられてしまっている30目前の私。ようやくバンドメンバーがそろい、イベント開始。アイルランド出身のピアニスト、フィンタンがこのイベントのボス。今回はサックス、エイブラハム・バートン、ドラムがトニー・ルイス。メンバーが楽器をセットアップするたびにみんなで「Woooooow!!」。元気いっぱいの小学生を相手にフィンタンもエイブラハムも陽気に楽しくイベントを盛り上げていく。「この曲なんだかわかる人手を上げ・・・」なんていった瞬間からみんな一斉に、「ミー(私/ボク)、ミー、ミー!!」元気一杯です。こんな調子で一時間が経過し、最後に質問タイム。私が軽く楽器のことを説明した後、フィンタンが「それでは久里子に質問がある人」って聞いたらまた小学生たちは「ミー、ミー、ミー!」。じゃあ君!って当てられた子が運悪くすごく賢そうな顔している子供でわたしを純粋で透き通るような目でまっすぐ見つめながら、「なんでベースはそんなに低い音を出せるの?」「電気通して音出してるの?」「どこから音が出ているの?その穴から?」「弓で弾く時、弦が震えているけど、どうなって音がなっているの?     なにか空気との関係があるの?」等一人の小学生から次々に質問攻めにされて私が小学校低学年だったときに算数の授業のときに先生にわからない問題を当てられて立ち上がったままずっと黙り込んでしまった苦い思い出を思い出した。「ほら、こうやって。。。」って弓を取り出して弾いてみたり、大人としてどうにかして質問に答えていったけど、内心は「おばかなおねえちゃんでごめん!もっと勉強してから出直します!」って手には汗をかいていたのよ。弓で音を出したら子供たちもまた「Woooooow!!」と感心してくれてどうにかその場を切り抜け、「はい!」と次に当てられた少年は、「じゃあ、その弓を使ってなにか曲を弾いて下さい」やるなあ、子供。調子に乗って弓なんか引っ張り出してくるんじゃなかった。おねえちゃんは一応毎日弓で練習はしてるけど、君らの求めているセサミストリートやピンクパンサー、バッハの曲なんか(見ないで←見たら弾けると思うよ、多分)弾けません↓手にさーっと冷や汗を書きつつ、ここでも大人の意地、子供たちの期待のまなざしに答えるためにドレミー、ミファソ、ラーシードー。って精一杯偉そうに弾いてみたところ「Woooooow!!」大成功。なんて感じで子供たちにすっかりやられた昼下がりでした。 ところで、最近はまだこの世に生まれてまだ数年なのにモンスター級にすごい子供ミュージシャンもいるみたいですね。Youtubeで見たりしてビックリしています。高校生くらいのすごいミュージシャンもたーくさんいるんですね!わたしなんて十数年毎日毎日練習してきてやっといろいろわかり始めてきたところなのに。 この少年は近所の少年です。うちの近くの駅でよく見かけます。おとうちゃんがチップジャーをもってチップを回収したり、CDらしきものを売りに回ったり。幼くして家計を助ける少年。この子の十八番はマイナーで物悲しいクラシック。なんだか切ないです。早く大物になれるようにいつも祈っています。 さて、この子はもっと小さいミュージシャン。1歳です。わたしのかわいい甥っ子。しんちゃん。トロンボーン吹いちゃうんです。将来どんな子になるのか楽しみです。 がんばれ!ちびっこミュージシャン! わたしもがんばろうっと。

新年

明けましておめでとうございます。いつも暖かい応援ありがとうございます。本年もよろしくお願い致します。年末年始にかけて仕事でバタバタしていましたが、今年は新居に移って広いキッチンを自由に使えるので張り切ってお節作りに挑戦してみました。こんな感じで仕上がりました。じゃーん。中国系の大きなスーパーが近所にあるのでアジア系の食材が安く手に入り助かっています。張り切って作ったらなますが大量に出来てしまって3日以上食べ続けなくてはいけなかったり、ちょっとした材料がこっちでは手に入らなかったりしましたが、我ながら初めてにしては上手くいきました。今まで実家でお正月を過ごした時は一生懸命お節作りの手伝いをしている姉を横目に家族の男性班(父と義兄)と一緒に大掃除/休憩ビール飲み係だったので、あのとき母にあれこれ津川家のお節の秘密を探っておけばよかったと思いました。写真のお節は自分で調べて、しかもアメリカでも作れるお節にアレンジされていますが、津川家のお節は母の話によると筑前煮ではなくひとつひとつの素材の味を楽しむために別々の味付けにして別々の煮物にするそうです。しかも煮物の数は7つ。昔何気なく食べていた津川家のお節にもこんな秘密があったんですね。ちゃんと伊達巻きも作ってみたり、がんばった甲斐があったみたいで2日に友人たちを呼んで新年会をした際には好評でお重もお皿もからっぽ!よかったです。また来年もがんばろっと。ところで、先ほども話に出てきた食品の仕入れ先の近所の中国系スーパーの話です。以前ハーレムに住んでいた時とは大違いです。そのとき行っていたスーパーはやけに肉コーナーが充実しているのに、野菜はみんなしなびてカリカリなってたり、しなびてお辞儀をしているのばっかりで買えるのがキャベツくらいだったのですが、ここは活気があります。新鮮な魚もいっぱい!何でもそろっちゃうんです。でも一見よく売ってそうなシャンプー。よく読んでみると意味不明。しかも他のより高いし。日本風にするとよく売れるのかな?それにしても真似るならもうちょっとがんばってみようよ、と思うのは私だけ?これはキャンディという名のキャンディ(飴)。とっても親切な商品名。豊かな香りが楽しめるらしいけど肝心の味のことは一切ふれてありません。こんな商品が一杯並んでいて不思議な雰囲気で一杯です。という感じでつっ込みを入れつつ買い物している今日この頃です。お近くにいらした時は案内しますので遊びにきてはいかがですか?なんだかお節料理の話から話が脱線してしまいましたが、2012年もっともっと練習して、仕事して曲書いてパワーアップするぞ!今年も応援よろしくお願いします!おまけの写真はマンハッタン内のジャズクラブでセッションのホストをしていたときのくだらない冗談にニヤけてしまっていた時の一コマ。ではまたねー。

師走

 今年も残りわずかになってきました。今年はいろいろな出来事があったのであっという間だったような、振り返ってみるとまだその時の出来事が数ヶ月前のことだったり。大きな変化の年でもありました。今年はまだ数日残っているし振り返るのはまた今度にしてと。最新動画です!去年の暮れから毎日のように演奏しているトリオでの映像です。阿部大輔の新曲”October Wishes”です。Octoberは日本語で10月。私たちの人生の節目となった10月に願いを込めて。という感じでしょうか。楽しんでいただけたら嬉しいです。ちなみにドラムは前回のブログでも登場したAnthony Leeです。ということでみなさん、またね。

Load trip to Philly

 お久しぶりです。今年のハロウィンはいつものトリオでニューヨークから車で約2時間の距離にあるフィラデルフィアに行ってきました。その2日前に何十年ぶりかの季節外れの大雪で道が心配でしたが、秋の雪は溶けるのも早く紅葉と溶けかかった雪が同時に移る風景が不思議な感じでした。今回はギタリスト兼専属カメラ小憎がたくさん写真を撮ってくれたので写真を中心にしてみました。これはわたしたちのバンドのドラマーのAnthony Lee。マリーナ・ショウのドラマーも勤める凄腕ドラマーです。毎日のように演奏し始めてもうすぐ1年。彼に毎日鍛えられています。今回の仕事は彼がリーダーです。阿部君も私もアメリカでは免許がないので、アンソニーがドライバー。カメラ小憎、阿部大輔。ギターを弾いてない時はカメラを常に触ってます。今日は助手席からシャッターチャンスを狙います。サービスエリアで寄り道中。ハロウィンだから付け髭でも買ってあげようか考える私。今回のお気に入りのBGMはアンソニーチョイスのジョージ・デュークのCD。すごくいいアルバムで感動。帰ってきてからも毎日聞いてます。マクブライドのソロにやられた。音楽の話やらなんやら、何話してたかよく覚えてないけどわいわいしながら見えてきたフィラデルフィアの街。マンハッタンとは違って小さくてかわいい。初めてのフィリーにちょっと興奮。さてさて、到着。仕事は夜からなのに早めに現地に着いた理由がこれなんです。フィリーの有名な老舗。フィリーに来たときには必ず1回はここに食べにくる常連アンソニーがオーダーの仕方を私に伝授してくれてます。普段は長い行列ができるほどのお店らしいです。来店したセレブの写真の中にベニーグッドマンの写真があったから彼も昔ここに来てたのかな。で、これがお目当てのフィリー名物の「チーズステーキ」です!!じゃーん!味はこの写真で見たまんまと言えばそんな感じですが、肉がとろけたチーズとパンに挟まれてるだけでこんなにおいしいんです。巨大なチーズステーキを間食して日本人二人はおなかいっぱいなのに、肉食アンソニーはもう一度列に並んでお持ち帰り用にもう一つ購入。あのビートの秘密はここにあるのかもしれない。で、ここがわたしたちの演奏したお店。素敵なところでした。プライベートなイベントだったので一般のお客さんは入れませんでした。演奏中はカメラマンがギター弾いているので写真はありません。ごめんね。ハロウィンなのでマジシャンがいたり、ウェイターが仮面みたいなのつけたりしてたのにお客さんはおじいさんやおばさんたちだったので企画者側との温度差が若干あったけど、終盤にようやく盛り上がったちょっと不思議なイベントでした。演奏はたのしかった!演奏が終わり、外は真っ暗。会場の前にそびえ立つフィリーのCity Hall。すごく大きくって、古いから夜の姿は昼間見る姿とは違い、幻想的です。でも1ブロック下がってから見るCity Hallの姿はもっときれいだよって教えてもらって下がってみると。。。こんな感じ。あの建物の後ろには時計台があったんです。きれいでしょ?っていうフィラデルフィアの旅でした。たのしかった!

夏も過ぎ

 もうあっという間に8月が終わり9月に入りました。夏はずっと忙しかったですが、ここ最近はいつものレギュラーギグをしながらちょっとのんびりできて今充電中です。 ハリケーン騒ぎで先週は地下鉄もバスもストップしちゃってたから仕事ももちろんキャンセルで、どこにもいけなかったのでニュースばかり見ていたらバスタブに水を溜めておけだの、食料、水の確保、懐中電灯の用意をしろだので大騒ぎでした。NYは天災の影響で地下鉄を全面ストップさせたのが今回実は初めてだったらしいです。午前中に来るって聞いていたので朝8時くらいに目が覚めて窓の外を見てみると、窓の反対側に野良猫の親子が寄り添って2匹とも震えていました。そんな中わたしは2度寝をしてしまい、てっきり起きたら部屋中が水浸しになってるだろうと思ってたらわたしたちのエリアは何事もなくいつもと変わらずで一安心でした。NYの他の地域では浸水や停電などで大変だったようですが、本当に自然の力は怖いですね。日本の台風も大丈夫でしょうか? それにしても、NYに5年もいるのに先週一週間で3つも初体験をしました。先ほども言ったように、ハリケーン(NYにハリケーンが来ることは本当にまれらしい)、地震(何十年ぶりっていってたかな)、と、カラオケ!!カラオケなんて最後に行ったのはもう何年前だろ?大坂からいらしてたお友達と、NYで活躍する日本人ジャズミュージシャンたちと行ってきました。みんなミュージシャンだし、でも歌は専門じゃないし、なんか恥ずかしいし、自分のカラオケのレパートリーはなんだっけ?とドキドキしちゃいました。歌って難しいですね。それにしてもみんなNY長い人たちばっかりだったから選曲がなかなかおもしろかったな。今度は練習してから再挑戦しよう。  そして、昨日は休みだったのでブックオフでマンガを6冊も大人買いして40丁目あたりをぶらぶら散歩していたときにこんな大変な事態を目の当たりに!この写真の他にボロボロのタクシーが垂直に立ってたり、壁が壊れてたり、人集りがすごくってきゃー、大変!と思ったらみんな一生懸命に事故を処理しているのではなく、テーブルをこわしたりして事故を広げているところでした。話によるとどうやら The Averngersというスパーダーマンとかバットマンとかのコミックムービーの撮影現場でした。映画の中ではきっと長くて何分くらいのシーンなんだろうけど、みなさん細部まですごくしっかりセットを作っていました。NYで映画の撮影は結構目撃するけど、こんなすごいセットを準備しているところをじっくり観察できていい社会勉強になりました。